第一停止 (first lock) |
ガンギ車の歯がアンクルツメ石と接触した瞬間の重なりの量をいう。 その量は大体ツメ石の1/6あればよい。 |
耐震装置 (diashock) |
時計がショックを受けると一番痛むのがテン真のホゾです。 このホゾは6/100〜8/100mm程の太さしかなく、このホゾを守る為に作られた もので受石がのりバネで押さえられておりショックがかかると力が逃げます。 国産では1956年にシチズンがパラショックの名称で初めて発売した。 SEIKOはダイヤショック、3番4番車・ガンギ車等にはダイヤフィックスと名付けた。 |
ダイス | 雄ネジを手仕上げで切る工具で丸駒ダイスと羽子板ダイスがある。 |
ダイヤジャスト | 微動調整装置・片振り修正装置・アオリ調整装置の三つを備えたSEIKO独自の 緩急微動調整装置のこと |
ダイヤル | 文字盤のこと。 |
ダイヤフレックス | SEIKOの切れにくく、さびない、へたら無い、高いトルクが出せるゼンマイのこと |
タイムアップ アラーム |
タイマーでセットした時刻3秒前からピッピッと鳴り、セットした時間が 近づいたことを知らせる機能 |
タイムグラファー | 水晶発振器の正確な信号と時計の刻音(チック・タック)と比較してその結果を 記録に表すもの |
タキメーター | 一定区間(通常1km)を走行した時間を測定して、その時間から平均速度を 換算表示する機能 |
脱進機 | 調速機の自由振動を妨害しないように考案されたもの。 機械式時計が発明されてから考案された脱進機は300を越したが淘汰され クラブツール式脱進機とピンアンクル脱進機になった。 |
タップ | 穴の内側に雌ネジを立てる工具 |
WGF | ホワイト・ゴールド張 |
WGP | ホワイト・ゴールドメッキ |
WP | ウオータープルーフ防水 |
チタン | 軽くてさびにくく、金属アレルギーを引き起こさない等の特徴がある。 純チタン・ブライトチタン・ブライトハードチタンの3種類がある。 |
チラネジ | テン輪の外周に付けられた小さなネジのことで片重りの修正の役目がある。 |
継手巻真 | ジョイント巻真とも言われ、裏ブタが開かないワンピースケースに採用されて いる。巻真の中央がオス型とメス型に分かれた構造になっている。 |
ツク棒 | バンドの美錠の一部で小穴に差し込んでベルトを止める役目がある |
デイト | 日付の表示のこと。 |
デイリーアラーム | 1日1回設定した時刻にアラームが毎日鳴る機能 |
鉄道時計 | 1891年に起きたアメリカの鉄道事故が原因で決められた。 最低条件1、1週間の計時でプラス・マイナス30秒の誤差にとどまること 2、華氏でプラス40度、マイナス95度の温度差の中での調整を行う事 3、文字盤の文字は、装飾のない太文字で書いた簡素なアラビア数字で ある事 |
デュアルカーブ サファイアガラス |
表と裏の両方にカーブがついたサファイアガラス レンズ効果が無く、どの方向から見ても時刻が見やすいのが特徴。 |
デュアルアラーム | 2種類の異なるアラームを備えた機能 |
デュアルタイム | ふたつの異なった時刻を表示する機能。海外旅行に便利 |
テン真 | テン輪の軸のこと。取り付け方法でカシメ型と摩擦止め型に大別される。 |
テンプ (天府 Balance) |
機械式時計の心臓部に当たる調速機。蚊取り線香のようなヒゲゼンマイが中心に ついている。1秒間に2.5往復するものを5振動(片道で1振動)、5往復するものを 10振動という。 |
テンプの片重り | テンプのどこかが偏って重さが配分されていること。 その結果姿勢差となって現れる。 |
電池寿命切れ 予告機能 |
電池寿命が間もなく切れることを予告する機能 アナログは秒針が2秒運針となり、デジタルは画面が点滅する。 |
トゥールビヨン (tourbillon) |
1795年に天才ブリゲによって発明された機械式時計の姿勢差による精度のむらを 補正する為の画期的な機構。現在世界でこの機構を持った時計を製作出来る のは約10人前後である。 |
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