時計機械用語辞典 ハ行

ハードレックス 無機ガラスに特殊強化処理を施したガラスで、無機ガラスに比べて
傷がつきにくいのが特徴
バネ式筒カナ 古いウオルサム、エルジン、タバン等に使われクビ部がバネ舌になった
筒カナで焼きが入っているので無茶に締めると折れる。
パネライト EL素子による発光方式を採用した、文字板・液晶パネル全体が発光する
ライト機能
バネ棒 バンドをケースに固定するパイプの中にスプリングが入った棒のこと。
パーペチュアル 永久カレンダーのことで、ローレックスだけは自動巻きの意味で用いている。
パワーリザーブ
インジケーター
巻き上げたゼンマイの残量を示し稼動時間を教えてくれる機能
ハンチング・ケース ボタンを押すと文字板側の蓋が開く懐中時計のこと。蓋で完全に文字盤が
隠れるものをフルハンター、蓋をしたまま文字盤が読めるタイプを
ハーフハンターと称する。
ハンド 時針・分針・秒針等の針をこう呼ぶ。
PDP パラジュームメッキ:デザイン性を向上させる為に、素材の上に銀メッキを
施す表面処理のこと
日時計 紀元前にバビロニアにおいて作られたと伝えられている。
ビッカース硬度 機械材料や素材の硬さを表す尺度で、ウォッチのケースやガラスの硬さ等も
表示される。
美錠(びじょう) 皮バンドの止める部分のことで、ズボンのベルトのバックルの部分に相当する。
風防(ふうぼう) 文字盤を覆うガラスのこと。アクリル樹脂からサファイアガラスまでいろいろある。
復刻版 新開発の製品でゃなく、過去の設計図をもとにつくられた時計。レプリカ・
リメークモデルとも呼ぶ。
フライバック 指針を瞬時にあるポイントまで戻す機構。クロノグラフの秒針をゼロ点まで
戻したりする時に使用される。レトログラードとは全く異なる。
振り角 テンプ又は振り子が振動の中心位置より片側に振れる角度をいう。
ブリゲ スイス生まれの天才時計師(1747〜1823)巻き上げヒゲ・トゥールビヨン・自動巻き
機構・ブリゲ針等の発明製作に功績を残した。
ブリゲ針 目立つように針の先端に穴を明けた針
フルオートカレンダー うるう年を含めカレンダーの修正がいらない機能
SEIKOではパーペチュアルカレンダーと呼ばれている。
ブルースチール 鉄に焼きを入れ、青みを定着させた鋼。スイスでは針の素材として
使用されている。
ベゼル 風防の外周をベゼルと呼び、腕時計のガラスの回りに取り付けるリング状の
部品のことも指す。ダイバーウォッチの可動式の回転ベゼルやクロノグラフが
刻まれたタキメーター等。
歩度(ほど) 単位時間あたりの進み・遅れをいい、通常24時間に換算したものをいう。
ホゾとホゾ穴 各車の真の両端の一段細くなっている部分とこのホゾの入る穴
ボールベアリング 自動巻きロータの回転効率を上げる為、1948年にエテルナ社が開発した
鋼鉄の玉の機構をいう。
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